横浜インド文化交流委員会 Yokohama Indian cultural exchange committe
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本のご紹介

「象は痩せても象である」

在日インド大使 アフターブ・セット著
祥伝社出版
定価1,600+税

(財)日印協会会報、月刊インド新年号に掲載されました紹介記事です。

アフターブ・セット駐日インド大使の新著、
自信喪失の日本人にエール贈る


象は痩せても象である  駐日インド大使Aftab Seth閣下は新年を前にして、12月15日新著「象は痩せても象である」を祥伝社(電話:03−3265−20819)から出版された。これには 英文のサブタイトルHow much weight can an elephant lose ? ――[象が痩せるとしたら、どれほど痩せられるだろうか]が加えられています。これはインドに伝わる諺で、「少々のダメージにへこたれるな」という激励の意味が込められているのだそうです。冒頭の“はじめに”で大使は「<象>とは <日本>のことであり、もともと巨大で強い力を持つ象は、少々痩せたところで、いささかもたじろぐ必要はないという意味です。」と述べておられます。そして、「日本の現在の危機 ― 日本社会を覆っているのは、能力的な意味での危機ではなく、自信が持てないということにおいての危機なのです。」と、分析され、「日本人は非常に能力が高い民族です。指導者が、国民が、自信さえ取り戻せれば、問題を解決することなどたやすいはずです。」と、私達にエールを贈って下さっています。 大使は1943年のお生まれで、現在58歳。デリー大学在学中、19歳で慶応義塾大学に留学されました。その時の事が5章“インド人の目に「近代日本」はどう映ったか”内の1節“四畳半の下宿から始まった日本の生活”以下に詳しく語られています。また、同章には3節に亘って「日印協会」の事が書かれています。1章“巨像・日本は、痩せても力強さを失わない”から6章“巨象・日本は、もっと「自分」を信じていい”まで、日本の若者の事、インドの子供たちの事、日印文化や宗教、交流について、更にインドのIT(情報産業)についても第2章を割いて現状と何故発展したのかを語っておられます。詩人としての顔を持たれる大使が6章の第1節に‘私に「故郷・日本」を思わせた萩原朔太郎の詩’を挙げました。どんな詩なのでしょうか? 是非御一読を。
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