横浜インド文化交流会 Yokohama Indian cultural exchange committe
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インド民俗絵画の紹介

1) ミティラー画

 母から娘へ3000年にわたり伝承されてきた壁画。 1967年から起った女性の自立のための美術運動により、インドとネパールにまたがるミティラー地方の絵画芸術として世界にその名を知られるようになった。

2) ワルリー画

 インドには500に及ぶといわれる先住民族が今も暮らしている。 いわば、インドの文化の泉ともいうべき、先住民族の文化の中でも、マハラーシュトラ州ターネー県に居住するワルリー族によって描かれるワルリー画は、その代表的なものである。 ロックペインティングを思わせる素朴な線によって表現される絵画には、森や自然に抱かれた彼らの暮らしや文化、果てしなく広がるコスモロジーが凝縮しており、絵物語そのものと言える。
 人口40万人ほどの先住民族ワルリーは、森羅万象(しんらばんしょう)に精霊が宿ると考える。岩壁画を思わせるその絵画には、生活・神話・精霊などの世界が絵画として表現される。 ジヴヤ・ソーマ・マーシェによって、ワルリー族のもつ深い生活文化が世界に紹介された。

3) ドクラ

 脱蝋法によって鋳像するドクラは、モヘンジョ=ダーロ(インダス文明)から発掘された有名な像「踊り子像」(紀元前2500年頃)と殆ど同じ製法で作られている。 先住民族の生きた伝統として今日まで伝えられてきた。先住民族の人たちは、いまだに昔ながらの生活様式を守って暮らしている。 彼らの芸術作品には豊かな自由な思考と創造力の働きが認められる。 特定の人によって生み出されたものではない、共通の文化遺産として、経験を共有する人々によって生み出されてきた共同芸術である。 鋳像のもつ極めて素朴で原初的な性格は、先住民の古い神話や伝説、昔ながらの儀礼、自然の精霊や祖先の霊などに対する信仰に由来する。

4) テラコッタ

 サマナ(壁)というラバーリー部族(グジャーラート州)の住居の内壁に粘土と雲母の鏡を素材とする浮き彫り。 「(こうした飾りがあるところでは)一つのランプを点せば100のランプの灯りが照り映える」と彼らは言う。 同州に住むチョウドリー部族の死者が住むと考えられているグマト(丸屋根・死者の家)、豊饒多産、安寧、治癒などを祈願する各種奉納物(馬、牛、耳、人物)、マニプリ州のテラコッタなど。

5) サンタル・ポトア

 西ベンガル州やビハール州で縦長の絵巻をもってサンタル族の村を語り歩く絵師はポトアと呼ばれている。 彼ら自身はベンガル人ではあるが、近隣のサンタル族の村に入りサンタルの言葉で物語を語り歩く。 描かれている内容はサンタルの神話、祭り、神々、世界観などである。またこれらの絵とは別に、彼らはサンタルの家に死者がでると、目の入っていない絵をもってその家に行き目を入れる。 死者が迷わずに祖霊界に行けるようにというものである。 

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